近畿大学工学部 産学官連携推進協力会

社会人リカレント講座2017「企業での研究開発に役立つ知的財産入門~中国電力の取組みと大学との共同研究~」を開講しました

2018年2月17日(土)、社会人リカレント講座「企業での研究開発に役立つ知的財産入門~中国電力の取組みと大学との共同研究~」を、近畿大学次世代基盤技術研究所2階会議室において開催しました。

リカレント講座とは、企業の技術者等を対象に、専門的な知識や技術についての学び直しを目的としたもので、今回が14回目となります。今回は、知的財産の基礎知識を学んでいただくとともに、企業の取組みに次いで、大学との共同研究に関連した「知的財産」についてご紹介しました。

はじめに、近畿大学工学部 教育推進センター 講師 西條 潤より、知的財産の基礎的な知識について講演がありました。近年話題となっている3Dプリンタに関わる知的財産の話題や、裁判事例なども挙げながら、具体的な話がありました。

引き続き、中国電力株式会社 エネルギア総合研究所 マネージャー 松浦 一郎 氏より、中国電力での知財に関する取り組みについてご講演いただきました。実際のビジネスの現場において、知的財産は自社の事業を守るための防衛手段であると同時に、他社と競合する際の重要なツールとなるため、会社全体で知財戦略に取り組んでいるというお話が大変印象的でした。

最後に、近畿大学リエゾンセンター コーディネーター 伊藤 博之より、大学との共同研究において必要な知的財産の知識に関する講義がありました。産学連携を進める際の契約内容等のより実務的な話、近畿大学との共同研究で実際に開発された商品の紹介等もありました。

企業において実際に知的財産業務に携わる方々に多くご参加いただき、全体を通して大変参考になったとのご感想をいただくことができました。

【参加者】
18名(企業等:8名、教職員:6名、学生・大学院生:4名)

【主 催】
近畿大学工学部産学官連携推進協力会、東広島市産学金官連携推進協議会

教育推進センター 講師 西條 潤

中国電力(株)松浦 一郎 氏

近畿大学リエゾンセンター 伊藤 博之

講義の様子

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