2009年2月28日(土)、3月7日(土)、3月14日(土)の3日にわたり、社会人リカレント講座「学び直し 機械材料」が近畿大学工学部キャンパス(東広島市高屋うめの辺1番)において開催されました。
リカレント講座とは企業の技術者等を対象に、テーマを定めてその技術の基礎的な知識や原理について学びなおしていただくことを目的としたもので、今回が第3回目となります。
講師は機械工学科 京極秀樹教授、広島県立総合技術研究所 西部工業技術センターの方々がつとめました。
今回は、第1回の「学び直し機械材料」(2008年11月、12月開催)の好評を受けての開催となり、63名もの参加者がありました。
●講座内容
<2月28日(土) 9:00~15:00>
・1時限目
講座紹介、自己紹介、材料のミクロ構造と機械的性質
(引張試験による変形挙動の観察・ビデオ)
・2時限目
Fe-C系平衡状態図の読み方・使い方(顕微鏡による組織観察)
・3時限目
機械構造用炭素鋼の種類と特性および応用例
<3月7日(土) 9:00~15:00>
・4時限目
鋼の熱処理(顕微鏡による組織観察)
・5時限目
拡散現象と表面処理
・6時限目
鋳鉄材料の製造法と材料特性(顕微鏡による組織観察)
<3月14日(土) 9:00~15:00>
・7時限目
ステンレス鋼の種類と特性および応用例
・8時限目
工具綱(金型材料)の種類と特性および応用例
・9時限目
アルミニウム合金・チタン合金の種類と特性および応用例
・10時限目
意見交換会、修了式、交流会
●受講者数
63名
●主催
近畿大学工学部産学官連携推進協力会
東広島市産学官連携推進協議会