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講演会「3Dプリンタの現状と今後の展望~金属粉末造形技術を中心に~」を開催しました

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平成26年1月29日(水)、備後地域地場産業振興センターにおいて、講演会「3Dプリンタの現状と今後の展望~金属粉末造形技術を中心に~」を開催しました。

3Dプリンタを巡る情勢は、内外メーカーの参入やサービスの進展によりその利用分野が急速に拡大しています。今回の講演会は、こうした情勢を踏まえ高度なものづくり産業が集積する福山地域において、その最新動向を情報提供するため開催しました。

はじめに、主催者である近畿大学工学部産学官連携推進協力会 
理事 柿原 邦博 氏(柿原工業(株) 代表取締役)より挨拶がありました。

引き続き、3名の講師よりご講演いただきました。

(1)講演1「3Dプリンタの現状と開発動向」      
           近畿大学工学部 学部長・教授          京極 秀樹 氏

近年の積層造形技術の進歩は目覚ましいものがあるが、現状ではまだ不満足な点も多く、今後は造形品の高精度化と造形速度の高速化、ユーザフレンドリーな操作性をもつ装置開発などが課題として挙げられるということです。

(2)講演2「金属光造形複合加工装置と金型、部品への適応」
           株式会社松浦機械製作所 
           技術本部 営業技術 ゼネラルマネージャー  漆崎 幸憲 氏

金属光造形の原理と、その適用が有望な分野と課題についてお話をいただきました。複雑な冷却水管構造の金型や人工骨、インプラントなどが有力とのことです。

(3)「経済産業省関連施策の紹介」
           経済産業省 中国経済産業局
           地域経済部 地域経済課長             隅田 誠 氏

行政の立場から、ものづくり・サービス事業者向けの補助金や設備投資への助成制度等について詳しくご説明いただきました。

最後に、次世代基盤技術研究所 所長 角田 勝 より、閉会の挨拶がありました。

講演の他にも、研究パネルの展示や講演者との名刺交換会を行い、活発な意見交換が行われました。今回の講演会には定員を大きく上回る188名の参加者があり、3Dプリンタへの関心の高さを実感しました。